ここ近年で急激に普及している、企業のインターンシップ。
インターンシップは必ず経験しなければならないものではないにも関わらず、今やほとんどの学生がインターンシップに参加していると言われています。
中には受入側も学生情報欲しさに行っているだけで中身はゲームや若手社員との懇親だけで終わるような、本来のインターンシップとは趣旨が異なるものまで存在するようです。
しかし正直なところ、「一体どれだけの学生が、インターンシップという機会を本当に活かすことが出来ているのだろう」と疑問に思うことがあります。
そこで少しおこがましいのですが、私たちからのお願いです。
応募する前にインターンシップに参加する理由を真剣に考えてください。
私たちのインターンシップは本物志向。
ですから本気でインターンシップに取り組んでいますし、ここで得た経験が皆さんにとって意義のあるものになる自信があります。
だからこそ、私たちは短い時間であっても手抜きはせず、皆さんの想いを全力で応援していきます。
それは、社のメンバーと分け隔てなく扱うということでもあります。
私たちのインターンシップでは、一人ひとりが当社の社員と同じように「働く」ことを経験してもらいます。
皆さんに実際に取り組んでもらうテーマも現実の事案を用いますし、中には本物の汚染地を見学して貰って費用対効果のバランスが取れた解決策を考えて頂くこともあります。
だからこそ、「企業で働くってどんなことだろう?」「自分にはコンサルタントは向いているのだろうか?」などなど、皆さんが漠然とイメージしていることが具体化され、今後のキャリア形成の大きなヒントにつながると信じています。
皆さんが出された解決策が実際に採用された事例もありますし、今後の私たちを変えていくきっかけが生まれる可能性もあります!
それは商品かもしれませんし、設備や装置、もしくは、戦略や制度かもしれません。
私たちは、インターンシップで名簿を作りたいとか、実施していることを対外的に誇るつもりもありません。
その目的はただ一つ。
社会で活躍できる「人財」になって、所属が違っても世の中をより良い方向に進めていくような仲間になって欲しいからです。
ですから、当社のインターンシップを修了した方々とは違う組織に属していても「社友」としてお付き合いを続けており、イベントには参加してくれたり次年度のインターンシップのチューターとして手伝ってくれたりすることもあります。
ここまでをお読みいただいて、真剣に考えた結果として「インターンシップに参加することに決めた!」となった方、是非、一緒にお仕事しましょう!
お会いできる日を楽しみにしています。
斎藤 慧太
(2022年 東京大学 経済学研究科経済専攻 入学)
この会社を見つけたのはホント偶然で、この会社でインターンをしようと決めたのも偶然です。
最初は感染症問題でインターンとしての動きは全くなく「幽霊部員」のようでした。
動き出したのは経済が回り始めてからで、今では複雑な社会問題に挑むプレイヤーの一人(?)として参加しています。
やっているなかでの印象は、一個ボタンを掛け違えるだけでこうも狂うのかという怖さ。コンサルタントの見ていないところでも案件が進むことはある訳で、意図しない事象を修正するのも大変だなと感じています。
最初の面談の時に、帰納法と演繹法の同時活用と聞かされていたのですが、こうなることが多い仕事ゆえの発想なのかもしれません。
それに扱う内容の広範さも驚きです。
企業の環境問題から並行在来線問題までと幅広く、面談で「言えないことが多い」と言っていた意味が最近分かるようになりました。扱っているほとんどの事案が経営に直接影響する重たい中身なので、言いたくても言ってしまうと罪になるんですよね。
最初は学生は喋りたがりと思っているんだろうなと考えていましたけど、体験すれば「○○へ行った」程度しか確かに言えません(笑)
もしココにインターンとして来るんでしたら、本音を正直に話すべきです。
反動で色々な業務を任されますが勉強の事は凄く気を遣ってくれますし、何より、一生かけても会えないようなポジションの方々に普通に会わせてくれたりします。(その方々が凄く優しくて、大学や勉強についての話を聴いてくれることも)
他方で厳しい点は、約束を守り当事者であることを強く実践させられること。
約束事の期日を過ぎるとトップがその仕事をやってしまいますし、傍観者になってしまうと凄く怒られます。
それが続くとアサインされなくなって所属する意味が無くなりますが、仕事を減らすという声掛けはありません。
それに、掛けた時間に対するパフォーマンスも見てないようで見てるので、同じ結果になりますね。
厳しい仕事をしているからか、信頼を大切にしている組織だと感じています。
それに、凄く地味だけど、少しずつでも確実に世の中の揉め事を片付けている“何でも屋”な側面もあります。
叱責もしばしば受けますが、この環境を手放す気にはなれません。
偶然に感謝です。