企業理念


「サステナブルな明日へ」

これは、私たち茗渓コンサルタンツが企業市民として、社会と交わすお約束です。

アカデミズムの風を身に纏いながらコンサルティングに取り組んだ結果は、お客様のみならず、お客様をつうじて色々なところに影響を及ぼしていきます。
そのときに、関係するもの全てが前よりも良くなって、環境にやさしく社会に活気を与えていくような効果をもたらすものでありたいと私たちは考えています。

社会の「困った」を「良かった」に変え、その中で自然環境にも負荷をかけない取り組みを促していくこと。
「今だけ・カネだけ・自分だけ」という自利の思想ではなく、サステナブルで調和の取れた利他の施策を模索して提案を続けていくこと。
更に多くの「困った」を解消して「良かった」に変えていくため、常に学びを絶やさず新しいことに果敢に挑み、
深化新化による進化を続けて新価を創造していくこと。

これら3つの約束の中に、私たちの使命や志、価値観を凝縮し、世の中と広く共有していきたいと考えています。

私たちの使命

私たちの志

「ひと・まち・くらしの最適調和」

私たちはお客様にご要請を頂くことによって職務を遂行しますが、お客様の望む答えのみを追求することによって、当初は良くても誰にとっても好ましい結果にならないケースもあります。

私たちは視野を広く保ちながら偏ることのなくバランス感覚を絶やさないように心がけ、時にはクライアントへの厳しい一言も覚悟のうえで、持続性の高い提案を続けていくよう尽力します。

「都市空間を、もっと快適に。」

この言葉は私たち自身を戒めるもので、「…するアイデアはないのか!?」と続きます。
経験則や慣れで仕事をするとワンパターンに陥りがちで、本来その事案が持っている本質や良いアイデアが出ていないことがあります。
私たちは知恵が商品、その知恵によってヒトやモノ、カネが動きます。

マンネリズムに陥らず、簡単でスッキリしたオチ(落着地点)を探すため、アンテナを高く最新情報を取り入れながら挑戦を続けます。

私たちの価値観

「商は笑にして勝なり」

大阪の船場商人が残した格言です。商家によって家訓は異なりますが、私たちは「『商』は『笑』にして『勝』なり、『笑』を『省』ずれば『商』は『小』なり、やがて『商』は『消』なり、『笑』を『昇』ずれば『商』は『勝』なり」という言葉を大切にしています。

私たちは、売り手と買い手の双方がにっこりと笑わないことには本当の意味での商売は成り立たず、どちらかが笑えない状態になれば、それは商人道として認められないと考えています。

「お客様に喜んで頂いてこそ商人は誇りを持てる」 これが、茗渓コンサルタンツ不変の価値観です。

剣なき秤は無力、秤なき剣は暴力

近代法学の祖、利益法学の父、ルドルフ・フォン・イェーリンク(Rudolf von Jhering)は著書「権利のための闘争(Der Kampf ums Recht)」で『権利は、単なる思想ではなく、生き生きとした力なのである。だからこそ、片手に権利を量るための秤を持つ正義の女神は、もう一方の手で権利を貫くための剣を握っているのだ。秤を伴わない剣は暴力を、剣を伴わない秤は権利の無力を意味する。』と述べています。

私たちは、これを知識と行動力に置き換えて考えており、一言挟むだけでマッチングフィーを貰おうとする昨今のコンサルタント会社の風潮から一線を画し、口だけや評論家を気取るのではなく責任をもって解決へのお供をすることを当然のことと考えています。

企業倫理要綱

「茗渓コンサルタンツ企業倫理綱領」は企業理念を実現するために、私たち一人ひとりがとるべき具体的な行動のあり方を示したものです。

「茗渓コンサルタンツ企業倫理綱領」の実践にあたり、基本となる考え方が「コンプライアンス」です。私たち考えるコンプライアンスとは、“Be a good neighbor(良き隣人たれ)”、つまり、法令遵守は勿論のこと、お客様、お取引先、地域・国際社会、自然環境、従業員など、私たちが関わるすべてのステークホルダーの良き隣人になるべく、更なる高い水準の倫理的考動を追求して実践することです。

私たちはどのような変化の時代にあっても、それぞれのステークホルダーに真摯に向き合い、多様な価値観の存在を受け入れ、公正・誠実な事業活動を行います。 そのような考動を通してこそ、私たちが真に人々や社会から信頼され、選ばれる、価値ある企業であり続けられると、私たちは信じています。

1.お客様志向の実践

2.誠実・公正な活動

客様の喜びと幸せに貢献できるよう、安全・安心で質の高い商品やサービスを提供するとともに、誠実で透明なコミュニケーションに努めます。

1.1 商品・サービス

商品やサービスの企画開発・調査から遂行に至るまで、お客様の期待に応える価値を創造し、提供します。

1.2 責任ある情報提供

お客様が必要とする情報を適切かつ速やかに提供するよう努めるとともに、誤認や誤解のおそれのない正確で分かりやすい表現を心がけます。また、多様な情報やサービスを扱う企業として責任ある情報提供を行います。

1.3 双方向のコミュニケーション

お客様とのコミュニケーションの機会を幅広く設け、多様なお客様の声を企業活動に反映することで、一層の満足と信頼をいただけるよう努めます。

法令および高い倫理観に則り、公正で透明な活動を展開します。

2.1 法令遵守および規範・文化の尊重

関係各国の法令を遵守し、国際規範を尊重するとともに、文化・慣習・伝統・宗教にも配慮した公正で透明な企業活動を行います。

2.2 公正な競争

取引先・競争会社等との関係においては、不当あるいは不正な手段による利益追求を排除し、自由で公正な競争に基づいた企業活動を展開します。

2.3 腐敗行為

贈収賄、マネーロンダリング、横領等、いかなる相手に対する、いかなる形の腐敗・不正行為も許容しません。取引先、公務員等とは公正で透明な関係を保ち、接待や贈答品の授受、寄付や政治献金については、贈収賄・腐敗防止に関する法令、規範、社内規則および健全な商慣習に従います。

2.4 利益相反

自分自身または親族その他の第三者の利益と、会社の利益が相反するおそれがある場合には、速やかに会社に開示し、利害の対立を回避するための適切な対応を講じます。また、取引先選定や採用等は、合理的で公正な比較・評価に基づき、透明性をもって行います。

2.5 反社会的勢力・海外取引管理

反社会的勢力とは一切の関係を持たず、毅然とした態度での対応を徹底します。また、諸外国・団体との取引に関しては、適用される各国法規を遵守します。

2.6 財務・業務に関する記録と開示

財務および業務に関する記録は、法令および社内規則に従って、事業の状況を正確かつ適正に示すよう作成し開示するとともに、記録に基づいた適正な納税を率先して行います。

3.社会への貢献

4.環境の保全

よき企業市民として積極的に社会貢献活動を行います。

3.1 地域社会への貢献

活動する地域での相互交流を深め、その課題の解決や生活文化の充実に寄与するように努めます。

3.2 幅広い文化・社会貢献

芸術・文化・スポーツの振興をはじめとした幅広い活動に取り組むとともに、こうした活動に取り組んでいる団体や個人等を支援します。

3.3 従業員の活動への支援

ボランティア活動をはじめとする社会貢献活動への従業員の参加を積極的に支援します。

地球環境の保全に真剣に取り組み、自然と調和し生物多様性に富んだサステナブル(持続可能)な社会を次世代に引き継ぎます。

4.1 水資源の保全

あらゆる生命の源であり、創業の原点とも言える企業と環境への関わり合いを重視し、水資源の持続可能性のため、水と土壌を守り、育みます。

4.2 環境負荷の低減

サービスのバリューチェーンすべての段階で環境に対する負荷の低減を目指します。

4.3 環境パフォーマンスの継続的改善

適切に構築された環境マネジメントシステムのもと、環境技術の積極的な採用および効率向上を通じて、環境パフォーマンスの継続的な改善に取り組みます。

5.ダイバーシティ・人権尊重とより良い労働環境の実現

6.情報と資産の管理・活用

ダイバーシティと人権を尊重するとともに、働きがいのある企業の実現を目指します。

5.1 児童労働・強制労働

あらゆる企業活動において、児童労働、強制労働その他不当な労働慣行を認めません。

5.2 差別・ハラスメント

個人の人権と人格を尊重し、人種、宗教、性別、年齢、国籍、言語、障がい等を理由とするあらゆる差別およびハラスメントを排除して、公正な処遇がされる職場環境をつくります。人権侵害が発覚した場合には、当事者のプライバシーを守りつつ、再発防止を含め速やかに適切な対応をとります。

5.3 結社の自由

結社の自由と団体交渉に関する、従業員の基本的権利を尊重します。

5.4 働きやすい職場環境

心身ともに健康で、安全かつ安心していきいきと働くことができる職場環境を築くとともに、仕事と生活の調和の取れた働き方を推進します。

5.5 風通しの良い職場風土

多様な個性を持つ、すべての人が率直に意見や行動を示せるよう、互いの考え方や立場を尊重し、自由闊達で風通しの良い職場風土の醸成に努めます。また、積極的なコミュニケーションを通して、一体感のある協調的な関係を構築します。

5.6 挑戦と成長

一人ひとりが仕事に誇りと責任を持ち、自律的に目標にチャレンジし、自己成長を実現します。

会社資産や情報等は、適切に保全・管理・活用し、第三者の権利を尊重します。

6.1 会社資産

有形・無形を問わず会社資産については社内規則に従って適正に管理し、私的利用など業務以外の目的では使用しません。

6.2 秘密情報

会社の秘密情報は第三者へ漏洩することのないよう、厳重に管理します。またインサイダー取引をはじめ、業務等を通じて入手した情報の不正・不当利用も行いません。

6.3 個人情報

個人情報やお客様・取引先等の秘密情報を取得する場合は正当な方法で入手し、定められた範囲においてのみ使用し、法令および社内規則に従って適正に管理します。

6.4 知的財産

知的財産を適切に保全・確保するとともに、第三者への権利供与の許諾等は、法令および社内規則に従って行います。また、第三者の所有する知的財産権は十分に尊重し、侵害または不正使用は行いません。

6.5 社外とのコミュニケーション

あらゆる場面において、茗渓コンサルタンツに所属する個人の発言や情報発信が、会社の評価や事業に影響しうることを理解し、責任ある行動を常に意識します。

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